2009年1月27日に大手町・サンケイプラザ(東京都千代田区)で開催される、「ソフトウェアジャパン2009(情報処理学会主催)」にて、本フォーラム主催セッションを実施します。今回のテーマも引き続き「ビジネス・エスノグラフィ」。2008年度の「入門編」に続き、本年度は同手
法が企業の創造の現場でどのように活用されているのか、国内でいち早く実践を
進める企業のエキスパートからご報告いただきます。奮ってご参加ください!
2008年1月31日にインターナショナル・デザイン・リエゾンセンター(六本木・東京ミッドタウン5階)で開催される、(財)日本産業デザイン振興会主催セミナー「Design Ethnography―機会発見のためのデザインリサーチ」に、本フォーラムが協賛を行います。人間中心デザインの川上プロセスとして欠かせない「産業エスノグラフィ」を、本領域におけるエキスパートから学ぶまたとない機会です。奮ってご参加ください!
ソフトウェアジャパン2008にてフォーラムセッション開催!、盛況のうちに終了しました。多くの皆さまのご参加、ありがとうございました! †
2008年1月29日に東京ステーションコンファレンスで開催される、「ソフトウェアジャパン2008(情報処理学会主催)」にて、本フォーラムのセッションを実施します。本年のテーマは「ビジネス・エスノグラフィ」。エスノグラフィの本質を生かしつつ、企業のビジネスプロセスに則った仮説構築型質的調査のあり方を紹介し、合わせて、2007年10月に米国で開催された応用エスノグラフィの国際会議・EPIC2007における主要な話題をまとめてお伝えする予定です。奮ってご参加ください!
論文誌特集号「イノベーションプロセスのスタディ」多数の投稿ありがとうございました †
情報処理学会論文誌特集号「イノベーションプロセスのスタディ」の論文を募集しています応募は終了しました。詳細はこちらをご覧ください。締切は6月30日(土)です。ご投稿をお待ちしております。2008年4月号に掲載予定です。
会員募集中! †
ユーザスタディフォーラムへの入会希望・お問い合わせは、こちらよりお願いします(会員登録等に関する費用は無料です。詳細はお問い合わせください)。
ユーザスタディフォーラムとは †
ユーザスタディフォーラムは、社団法人情報処理学会のITフォーラムのひとつとして、計算機科学・認知科学・社会科学の研究者、マーケティング・商品企画の専門家、デザイナーなど、幅広い専門家をコアメンバに迎え、2006年に設立されました。
これまで、Wikiを介した国内外のユーザスタディ活動の現状を報告するとともに、掲示板での情報交換、「第6回シナリオ創発ワークショップ」の開催(2007年1月24日)、「ソフトウェアジャパン2007・『HCDのためのユーザ観察・記述手法/HCDに基づくロボットデザイン』チュートリアル」(2008年4月25日)の開催を通じて皆様との交流を行ってきました。今後も、オンライン情報の充実、各種ワークショップ、チュートリアルの主催・後援等を積極的に推進していく予定です。
ユーザスタディフォーラム設立の主旨 †
産業界が人間中心のデザイン(HCD : Human-Centered-Design)に向ける眼差しが熱くなっている.米国では,BusinessweekやFast Companyのようなビジネス誌で,相次いでHCDを活用した企業の取り組みが特集され,それらの号は,並居る特集を退けて,最も大きな販売部数を稼ぎ出すという.HCDが目指すのは,人間のよりよい経験をデザインすることである.世界的ベストセラーブック・「経験経済」ですでに指摘されているように,物質的に十分満たされた現代社会において,新しい市場は経験の創出にこそある.一方,人間の経験は,形のない,インフォーマルな性質を持つ.有望な経験を見出し,モデル化し,形を与える方法論について,先行するマーケティング領域における探求が与えてくれる知見はほとんど存在しないのが現状である.
本フォーラムでは上述の課題に対し,産学協働の場を設けることで,実践的な解決を生み出すことを目指している.新たな市場を形成する3つの側面,すなわち,人間・ビジネス・技術のトライアングルに対し,人間の側面を重視したアプローチを採るユーザスタディについて,実務者の視点から議論を進めていく.したがって,本フォーラムでは,技術あるいは理論そのものを議論の対象とするのではなく,HCDのプロセスに応じた,生きた検討を重視することを方針に掲げている.
ユーザスタディフォーラムで扱うテーマ †
ユーザスタディと一口に言っても,その領域は多岐に渡る.そこで本フォーラムで扱う実践的な取り組みの成果は,ユーザの暗黙的な視点や価値観の発見に重点を置くこととしている.所与の仮説を証明・評価するのではなく,むしろ,先入観を排して現場に入り込み,適切な観測の手法を導入することで,事後分析において価値ある発見に結びつけることが可能なデータの収集を目指す.
特に重視するのが,現場の多様な変数の存在に気づき,柔軟な記述を行うことができる人間の目である.これまで文化人類学や認知科学で重用されてきたエスノグラフィ(行動観察)を主要な手法として取り入れ,さらに,さまざまなディジタル計測技術を持ち込むことで,人間の直観とディジタル技術がもたらす客観性の高次の相互作用を生み出すことを検討している.
事後分析においても同様のアプローチを採用する.すなわち,エスノグラフィの分析枠組みにおいて重視されてきた観察者の(直観的な)理解・解釈に加えて,データマイニング,統計解析等を適宜取り入れることで,信頼性の高いデザインに貢献し得るユーザの視点や価値観を明らかにすることを目論んでいる.
関連キーワード †
- 人間中心イノベーション(Human-Centric Innovation)
- 人間中心デザイン(Human-Centered Design)
- 経験デザイン(Experience Design)
- ペルソナデザイン
- ヒューマン・ファクター
- デジタル・エスノグラフィ
- ビジネス・エスノグラフィ
- シナリオ創発
- フィールドマイニング
- チャンス発見
- メタ認知
- 認知プロセス
- イノベーションプロセス
- デザインプロセス
- 創造性支援
- ブルーオーシャン戦略
対象者 †
商品プランナ、デザイナ、開発者、ユーザスタディ専門家、ユーザビリティ(HI)専門家、マーケッター、研究者 (工学、社会学、認知科学、心理学等)、ほか。
フォーラム代表 †
- 田村 大 株式会社博報堂 研究開発局 上席研究員
- 野村 早恵子 コーネル大学 Research Associate
フォーラムコアメンバ †
- 鷲田 祐一 株式会社博報堂 研究開発局 上席研究員
- 松村 真宏 大阪大学大学院経済学研究科 準教授
- 菅坂 玉美 株式会社富士通研究所 ビジネスインキュベーション研究所 企画・マーケティング推進室
- 矢島 彩子 富士通株式会社 生産革新本部 ソーシャルサイエンスセンター
- 岡本 昌之 株式会社東芝 研究開発センター 知識メディアラボラトリー 主事
- 田中 秀昭 マツダ株式会社 商品企画部 第2商品価値創造Gr 主幹
- 園山 隆輔 T-D-F/Robot & Interaction Design 代表・デザイナー
- 稲葉 利江子 独立行政法人 情報通信研究機構(NICT)知識創成コミュニケーション研究センター 自然言語Gr 言語グリッドプロジェクト 専攻研究員
- 伊賀 聡一郎 (株)リコー 研究開発本部 オフィスシステム開発センター 主幹研究員
- 山下 直美 NTTコミュニケーション科学基礎研究所 分散協調理論研究G 研究員
- 網谷 重紀 シドニー工科大学 Senior Research Assistant
- 久保隅 綾 コニカミノルタテクノロジーセンター(株) イメージング文化研究所 研究員
本フォーラム・コアメンバーの園山隆輔さんに、新しいロゴを作成いただきました。pukiwikiをはじめ、本フォーラムの活動のシンボルとして利用してまいります。今後の展開にご期待ください。